交通遺児育英会は、奨学金の貸与（一部給付）だけではなく、奨学生を対象とした「修学支援金」の給付、海外語学研修の実施、学生寮の運営、また指導・育成事業として、成績・生活状況の把握と指導を行っています。
また、交通遺児育英会では、従来から奨学金の貸与（一部給付）に加え修学支援金の給付として、令和7年度より資格取得のための受験費用の補助の範囲を大幅に拡大しました。
|修学支援金給付制度|
修学支援金には、「家賃補助」、「上級学校進学受験費用補助」、「普通自動車第一種運転免許等取得費用補助」「検定試験の受験費用補助」、「資格試験費用補助」があり、当会奨学生を対象に給付いたします。こちらの修学支援金給付制度は、返還不要となっております。
|修学支援金と補助金の拡大について|
令和７年度より、奨学生への進学受験費用補助給付上限額を１０万円に引き上げるとともに、対象に大学院を追加しました。従来から拡充をしてきた各種資格取得費用補助についても、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語、ロシア語、イタリア語の7言語（13検定対象）を新たに加えました。こちらも受験回数や費用に上限は設けず全額給付します。
また、日本漢字能力検定（漢検）、実用数学技能検定（数検）も全額補助対象としました。
さらに、簿記（日商簿記検定）、新生児蘇生法などの医療系、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)などのIT係、電気工事士、宅地建物取引士(宅建)、調理師、ファイナンシャルプランナー技能試験といった各分野の主要な19の資格を補助対象として拡大しました。これらの補助も、受験回数、金額に上限を設けず全額給付します。
